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盛況にウレシイ悲鳴=いわて餅祭り=県人会に500人
6月24日(木)
第十四回いわて餅祭りが二十日午前十一時から岩手県人会館で開催された。当日は約五百人が集まり、午後一時過ぎには売り切れる品物が出るなど、主催した同県人会婦人部(田中保子部長)も嬉しい悲鳴をあげる大盛況振りをみせた。
「予想以上に一杯お客さんに来ていただいて嬉しいです」と田中部長は笑顔で語った。婦人部では祭り三週間前に、イグアッペの同県人のところで餅米を買出しし、一週間前から準備に入った。金曜には洗米し、材料の調理を始めた。土、日には、青年部の協力もあって合計三百三十キロ搗いた。
「最初は機械で搗くんですけど、最後は臼に移して手で仕上げるんです。だからねばりが違う」と千田昿暁同県人会長は秘訣を披露した。用意されたのはズンダ、納豆、ごま、ピーナッツ、あんこ、大根、生姜じょうゆ、お雑煮など。昼過ぎにはごった返すほどの人出になり、午後一時過ぎには売り切れの品物が続出した。
その後、掛け布団などが当たるビンゴも行われ、県人らはなごやかな一日を楽しんだ。