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バス、道路から転落=1人重体、25人が負傷=サンパウロ州

6月16日(水)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙・エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ州カジャマル市の国道SP・354(バンデイランテス道)三十九キロの地点で十四日午前六時半、バスが道路から転落した。この事故で二十五人が負傷し、最寄りの病院に運ばれたがうち一人は左足裂傷で重体。
 バスはマラニョン州のジロツル社所有の観光バスで、乗客三十人を乗せて同州クルルプ市を発ち、リオ市に向かっていた。警察で事故の原因を調査中だが、ブレーキの故障でハンドルを切り損ね、道路脇の芝生を乗り越えて転落したとみられている。
 負傷者は近くの病院に分けて収容されたが、詳しい状況は報告されていない。ただバスの中にはマラニョン州特有の運搬用具となっているグァラナの箱が散乱しており、これがクッションとなって乗客の死亡を防いだ格好となった。