6月16日(水)
石川県人会(竹下康義会長)は五、六日、県人会館で文化祭を開いた。九谷焼、生け花など、会館で行なわれている文化教室の活動を紹介しようと始まったもので、今年で五回目。両日あわせて延べ百人以上が会場を訪れ、展示品を熱心に鑑賞した。
県人会では母県の伝統芸能である九谷焼、宝生流謡曲のほか、生け花、俳句、木彫刻、水彩画、茶道の教室を開いており、「一年でどれだけ腕が上がったを毎年披露し合っている」(竹下会長)。
今年は裏千家のお茶がたてられ、青年部が餅つきとシュラスコを担当。六日には県費留学生制度の説明会があり、約四十人の若者でにぎわった。
九谷焼の作品は、七月に開催される県連主催のフェスチヴァル・ド・ジャポン(日本祭り)石川県人会ブースで購入できるという。
文化教室の問い合わせ先11・3884・8698(県人会)。