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詠讃歌の講習会で日本から糸谷老師

6月8日(火)

 曹洞宗南アメリカ国際布教総監部(三好晃一総監)は日本から糸谷智道老師を迎え、四日から二十二日までブラジル各地とペルーのリマ市で梅花流詠讃歌の講習会を開く。
 サンパウロ州カッポン・ボニートを皮切りに、イタペチニンガ、ポンペイア、ラヴィニア、パラナ州ローランジア、そしてサンパウロ市近郊モジの各市を順に巡る。
 ペルー・リマ市では十六日、南米開教百周年法要の席で行なう。十九日と二十日はサンパウロ市の別院仏心寺で、二十二日と二十三日はエスピリット・サント州のイビラス仏心寺。
 案内に来社した糸谷さんは「詠讃歌を通して、仏の教えを皆さんに知ってもらいたい。少しでも南米と日本の文化交流の、橋渡し役になれたら嬉しい」と話した。
 同行の三好さんは「大衆に分かりやすく、お経を説いた歌が詠賛歌、いわば当時の歌謡曲。師範の詠讃歌などめったに聞ける機会がないので、聞きに来て下さい」と来場を呼びかける。
 問い合わせは電話11・3208・4515。