6月4日(金)
中国ブロック県人会(島根、鳥取、岡山、広島、山口)青年部主催の「第五回親睦運動会」が三十日、沖縄文化センター運動場で開催された。今年は企画・運営を山口県文化協会青年部(青木ロドリゴ部長)が担当した。
開会式の後全員参加でラジオ体操が行なわれて競技がスタートした。綱引き、あめ食い競争、ココ蹴り競争など子どもからお年寄りまで、選手も観客も一体となって十三競技を楽しんだ。スダメリス、与喜食品、カフェーイグアス、味の素、サクラ中矢アリメントスなどの後援による景品も選手を喜ばせた。
昼食休憩中には、サンミゲル・パウリスタ区の天竜和太鼓のパフォーマンスや昨年度と今年度の県費留学生・研修生の紹介も行なわれ、会場からは拍手が沸いた。午後、霰混じりの大雨に見舞われて最後の二種目を残して中断したものの、参加者は笑顔で会場を後にした。
平中信行山口県文化協会会長は「県人会はみんな、何をすれば(日本の)県とのつながりが出来るのかを模索中。運動会や、カラオケ、和太鼓など文化を通して二、三、四世を日本的な環境の中に引き込んでいきたい」と話した。
参加者は「ひさびさに参加してみなさんに出会えたのが良かったです。ただ子どもが少し少なく感じました」と感想を語った。
今大会の企画、準備、司会など中心となって働いた青木部長は「初めて準備や司会を経験した。雨は降ったがみんな楽しんで参加して本当に良かった。みなさんにありがとうと言いたい」と運動会を振り返った。