百周年祭典協会の理事会が五日に行われ、箱モノ以外のプラン(イベントや式典、調査など)も承認された。ところが、吉岡黎明プロジェクト委員長から、「まだ発表しないでほしい。総会で変更があるかもしれないから」と要請された。
定款により、理事会の決定は総会を経ないと正式な決議にはならない、という。すぐにでも実行に移すべき課題は山積だが、肝心の総会の日時は未定…。ほぼ四カ月に一回の割合で総会は開催されるが、そのペースで間に合うのだろうか。このままでは、一部の理事しか知らないうちに、大半が決定される恐れも。
いまだ百周年祭の全体像やスケジュールが見えない中で、巨額な箱モノばかりが議論されるいびつな状態が続く。こんな時、あの橘富士雄さんが生きていたら、なんと言うだろうか? (深)
04/6/4