ホーム | 日系社会ニュース | 出身別 最多は広島24人=海自練習艦「かしま」=総勢334人 サントス港に7月=聖総領事館 名簿を発表

出身別 最多は広島24人=海自練習艦「かしま」=総勢334人 サントス港に7月=聖総領事館 名簿を発表

5月29日(土)

 七月十四日から一八日までサントスに寄港予定の海上自衛隊練習艦隊(東郷行紀司令官)練習艦「かしま」(林宏之艦長)の乗船員名簿を二十八日、サンパウロ総領事館が発表した。乗船員は総勢三百四十四人で、出身都道府県別にみると、広島県が最も多く二十六人となっている。長崎県の二十四人、神奈川県の二十人、鹿児島県の十五人がそれに続く。サンパウロ市の文協で七月十六、十七の両日、歓迎会があるほか、各県人会による市内研修や歓迎会も計画されている。

 練習艦隊は練習艦「かしま」、護衛艦「はまぎり」、同「うみぎり」の三隻で構成され、サントス港には練習艦「かしま」のみが寄港、他二隻はリオ港に寄港する。
 サンパウロ市での歓迎行事は七月十六、十七日の二日間。両日とも午前十一時半から午後十二時半まで、文協講堂で、歓迎委員会主催の歓迎会があり、海上自衛隊音楽隊が演奏を披露する予定になっている。乗船者はその後、出身県別に各県人会へ案内され、市内研修、歓迎会などに臨む。
 役職付の乗船者は、東郷行紀司令官(神奈川県)、小林磨主席幕僚(岩手県)、林宏之「かしま」艦長(富山県)、関川秀樹かしま副長(広島県)大力政富監理幕僚(大分県)、岩澤努訓練幕僚(神奈川県)、膳亀智紀後方幕僚(富山県)、柳谷愛彦航空幕僚(青森県)、小川均医務長(東京都)、井上聖任教育班長(福岡県)、藤崎勝通信幕僚(鹿児島県)、佐々木一之気象幕僚(宮城県)、尾崎公彦副官(青森県)、鈴木紀貫監理幕僚補佐(北海道)、西端俊博訓練幕僚補佐A(福井県)、天野小百合訓練幕僚補佐B(宮城県)、田上博孝医務長付(熊本県)、白土俊昭警務隊長(神奈川県)、原明日香薬剤官(埼玉県)、吉川隆雄歯科長(静岡県)、高野賢一音楽隊長(石川県)、籐健康音楽隊士(福岡県)以下三百十二人となっている。
 出身県別乗船員数は次の通り(前記の人も含む)。
 北海道十一、青森九、秋田一、岩手六、山形二、宮城六、福島六、埼玉八、新潟四、東京九、群馬三、茨城九、千葉七、神奈川二十、山梨一、静岡三、長野三、富山三、石川六、岐阜四、愛知六、三重七、福井四、滋賀二、京都五、大阪十四、奈良一、兵庫十四、鳥取二、岡山四、島根四、広島二十六、山口十一、香川一、徳島五、愛媛九、高知三、福岡十二、佐賀八、長崎二十四、大分十四、熊本九、宮崎十一、鹿児島県十五、タイ国籍者二。