コラム ALIGN=”MIDDLE” BORDER=”0″>
ロンドリーナでさきごろ二年半の勤務を終えた青山鑛一クリチーバ総領事の送別会。別れにのぞみ持論の「日系人の勤勉実直はブラジル社会の〃公認〃である。今後は、ブラジル人のように、したたかに生きよ」という趣旨のメッセージを日系紙を通じて贈った。
席上、ブラジルの日系人については、あまり知らなかった、と吐露。着任後、パラナの日系人のブラジル社会での地位を確認、特に医学界、法学界における進出を心強く感じたと述べた。
デカセギ子女の日本での教育の不徹底は、今後の日系社会にマイナスをもたらす、の次に「十年前に日本側が受け入れ態勢をつくっておくべきだった」と過去をふりかえった。定住ビザばかり出して、子供たちのことには目が行かなかった、の反省か。(神)
04/05/22