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少年ら、友人一家を殺害=9日後に同僚が遺体発見 パラナ州

5月21日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】パラナ州アプカラーナ市で九日未明に発生した一家三人惨殺事件で、警察は未成年者の少年D・R・K(一三)を容疑者として逮捕した。また、同少年の犯行を手伝ったとして、アレサンデル・ドス・サントス容疑者(二一)も逮捕した。
 警察によると、同少年とサントス容疑者は、殺害されたパウロ・R・Z・コエーリョさん(二三)の友人で、八日にビデオゲームをやりにコエーリョさん宅を訪れた。それから強盗することを思いつき、友人とその両親、カルロスさん(六三)とアーナさん(六〇)を取り押さえた。三人は翌九日午前五時ごろに殺害された。
 三人の遺体が発見されたのは十八日の夕方。連邦道路警察管轄道路局(DER)のカルロスさんの同僚らが、連絡の取れなくなったカルロスさんを心配して家を尋ね、遺体を発見した。
 同家は完全に荒らされた状態で、遺体は手足を縛られ、毛布やカーテンで包まれ、三部屋に一体ずつ放置されていた。三人は撲殺されたか、窒息死した可能性が強いと、警察側は発表している。