すわ、内紛?
県連の監査役会が、中沢宏一会長ら執行部宛てに質問状を送付した。
正監査には、今年の定期総会で対抗シャッパを出すと明言した林アンドレー氏と、中沢会長と対立を続けた吉加江ネルソン氏ら「うるさ型」の二世が名を連ねる。
早くも役員選挙のしこりが吹き出したのかーー思わずこんな先入観を持ってしまった。
しかし実情は違うようだ。会長との確執から、執行部を外れた吉加江氏。正義感が強すぎるあまり、言葉が過ぎ一世の反発を招いたこともあるが、言葉の力強さは健在だ。「県連をよくしたいという気持ちに変わりはありません」
今や日系社会最大のイベントに成長した日本祭り。数十万レアルの予算規模だけに、会計の透明化は欠かせない。
県連の自浄作用の第一歩と見たい。 (記)
04/04/30