4月24日(土)
サント・アンドレABC文化協会(清水アキラ会長)は同協会の五十周年記念式典を、五月一日九時から午後五時まで、同協会会館(サント・アンドレ街六六一)で開く。
式典は、来賓の挨拶や敬老者の表彰の他、福岡県人会の太鼓演奏や藤間流日本舞踊、歌手のカーレン・イトさんらによるパフォーマンスがある。またサント・アンドレ市が群馬県高崎市と姉妹提携していることから、松浦幸雄高崎市市長や田中治男議長からのメッセージも寄せられる。石田仁宏サンパウロ総領事や上原幸啓ブラジル日本文化協会会長も招く予定。
同協会評議委員長で五十周年記念式典実行委員会委員長でもある高島末利氏は「日本食がブラジル社会に広まっているように、日本文化をブラジル社会に広めたい」と語る。また牧半治同協会副会長は「我々の子ども達はあまり日本文化に興味が無く、日系団体にも入りたがらない。二世ではあるが日本人精神で育てられた我々の仕事は、日本文化を守ること」と力を込める。