4月7日(水)
[ロンドリーナ、既報関連]パラナ日本移民百周年祭委員会は、百周年記念式典はサンパウロと同時開催しない、記念して造成する「日本人村」は五万平方メートルとする旨計画を練っている。
祭典委員会は、既報のようにパラナ日伯文化連合会(上口誠一会長)、パラナ文化運動連盟(西森ルイス理事長)、パラナ日伯商工会議所(上野アントニオ会頭)の三者で構成される。両連盟は〇五年一月に統合され、百周年事業に取り組んでいくとしている。
委員会は、記念式典について、サンパウロとの同時開催は「地理的に無理」と判断、六月十八日からずらす、と立案。日本人村については、「計画、調査の段階」としながらも、(1)ローランジアの移民センター内に日本の定年退職者百家族を対象に三万平方メートル、当国の高齢者を対象に二万平方メートル、併せて五万平方メートルの敷地を造成、(2)共用駐車場、有機栽培の野菜畑、多目的ホール、アトリエ、木工場、憩の森、病院などを設備する、(3)日本の定年退職者の対象は月額年金二千ドル以上。これらの人々は(当国の法令にしたがって)永住権を取得することができる、と発表。
付帯設備は「日伯自然環境テーマパーク」。温泉、百六十室のリゾートホテル建設、散歩道、人造湖、運動場などを構想している。