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東西南北

3月30日(火)

  猛犬ピットブルにちなんであだ名を付けられた「ピットボーイ」がリオで暴れ回っている。ピットボーイは中上流階層出身の十五歳から二十歳ぐらいの青少年で、集団で行動し、理由もなく暴力を振るう。多くは格闘技を習っているという。二十九日以降、警察は事件を起した人物の写真と名前を記したカードをナイトクラブに配布する。捜査を信用しないため、暴力を受けた被害者のほとんどは被害届を出しておらず、その中には顔にコップを投げつけられ四十針のケガを負った青年もいる。
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 サンパウロ市南部ペドレイラ区でマルセロ・シウヴァ軍警(二七)は二十七日早朝、アルバイト先のスーパーで主人と支配人を射殺。主人の車で主人宅へ行き、主人の義母と友人を射殺。駆けつけた知人が取り押さえると、知人も射殺。シウヴァが自宅へ戻ると、通報でパトカー三台とヘリが待機していた。シウヴァは上司にだけ真実を告白するといったが、包囲した軍警によって射殺された。
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 検察庁ソロカーバ支庁のセッシ検事は二十六日、連邦カイシャ・エコノミカの宝くじを賭ける人全員に、住民票番号(RG)と所得税申告番号(CPF)の記入を義務付けるよう要求した。これまでロテッカやメガセナ、ロットマニアは、当たり券を提示すれば賞金が貰えた。これが不正資金洗浄の格好の手段に利用され、検察庁が防止に出た。