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初等学校を9年に=ミナスがブラジル初の制度導入

3月20日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ミナス・ジェライス州は今年から、ブラジルで初めて初等学校(日本の小・中学)を九年間にする。
 ブラジルでは八年間が普通だが、幼稚園に入れない子供が増加したので、六歳児でも初等学校に入学できるよう、一年間増やしたという。ミナス州政府は、六歳児十万人を初等学校に入学させた。
 ラ米諸国ではすでに、基礎教育(初等教育)が少なくとも九年間と指定されており、ミナス州は新しい教育体制のモデルとして、誇りを持ってメディアに公表した。初等教育を九年間にする計画は、二〇〇一年に発表された国家教育計画(PNE)でも取り上げられていた。