エコノミーア

3月 4日(木)

  ロドリゲス農相は一日、ブラジルの大豆生産者に大豆のポロロッカ現象に注意するよう警告した。大豆景気と豊作の波に乗って際限もなく作付けを拡大しても、生産に対応する市場も開拓しなければ干潮がくるときに混乱する。大豆生産者は、大豆相場の割り出し方にも精通する必要があるとした。「大豆市場の将来」と題する講演で述べたもの。
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 サンパウロ州政府が地方部で二〇〇三年、低所得層向けに促進した国民銀行の融資額が七千四百万レアルと前年比九五・二%へ倍増した。これまでに総額で、一億五千百八十万レアル融資した。サンパウロ市では
二〇〇三年、六百八万レアルで八五・五%増加した。単なる負債の決済や経費の支払いのための融資ではなく、投資と再投資を繰り返す運用が要求されている。
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 ブラジルの面積は、八億五千万ヘクタール。そのうち四億六千三百万ヘクタールは生態系のために保存。可耕面積は三億八千八百万ヘクタール。耕作されているのが二億八千二百万ヘクタール。まだ未耕作の土地が、一億六百万ヘクタール残っている。米国を始めインド、ロシア、カナダ、中国は、耕作し尽くされ未耕作の土地はない。ブラジルだけが、世界から期待されている。
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 スーパーのポン・デ・アスーカルが、イビラプエラ公園の池に美しい噴水をサンパウロ市へ寄贈した。種を明かすなら噴出口をもう一つとカラー・ランプを取り付けただけで、安価な寄贈品だが効果は抜群に大きい。水の移動で腐敗を防ぎ、昆虫を退治し、美しく光を反射する噴水は道行く人を楽しませる。まさにポン・デ・アスーカルの知恵だ。