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カーニバル収入5・7億R$=サルバドールがリオ抜く

2月26日(木)

  【エポカ誌】バイア州サルバドールのカーニバルが興業収入五億七千九百万レアルで、リオの四億二千三百万レアルの記録を破った。リオがサンバなら、サルバドールはアシェーとフレーヴォで盛り上げた。
 サルバドールに押し寄せた観光客は四十万人、地元の人出は二百万人。同市のカーニバルでは、直接雇用だけで十八万五千人が職を得た。サンパウロ市の失業者、十四万四千人を上回る数字だ。同市にとってカーニバルは、町起こし産業で市民に欠かせないものとなった。
 今年のトリオ・エレトリコは(山車)六十台、踊り子八万人を含め全長二十五キロメートルに及ぶパレードが行われた。このイベント準備は一年間かけて行うので、準備係はカーニバルだけの臨時雇用ではなく年中勤務の定職となった。
 入場参加エリアは十七カ所に設けられ、興業企画社は一五%の手数料で入場券を販売した。最も高額の入場券は、シクレッテ・コン・バナナのカメレオン・トリオ周辺で一人当たり九百六十レアル。当日売りは、その二倍になった。来年の入場券は、二十五日から販売を開始している。
 医療サービスや警備、イルミネーション、清掃のための費用は五百万レアル。その半分以上は、AmBev飲料会社が負担した。電話会社や銀行なども資金協力をした。