2月24日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】バイーア連邦総合大学(UFBA)は、サルバドール市民二千百十九人を対象に血圧に及ぼすアルコールの影響度を調査した。
調査結果は予想外のもので、血圧を上昇させるレベル(一日に缶ビール二本、又はワイン二杯、又は蒸留酒一杯)を超えてアルコール飲料を飲んでいた人はわずか三・九%だった。
しかし、サルバドール市の全所得層、全地区の中から選出された調査対象者たちは、あまり飲まないにもかかわらず、二七・八%が高血圧を患い、そのうちの三〇%が自分の病気を自覚し、一〇%だけが医師の診察を受けていた。
ポルト・アレグレ市で実施された同じ調査では、同レベルを超えた人は一一%に上り、東欧諸国では四〇%を超えるという。