2月19日(木)
サンパウロ市イビラプエーラ体育館で十五日、約千四百組のカップルが合同結婚した。費用は一組二百二十二レアル。家族、友人合わせて八千人が一堂に会して、祝った。サンパウロ州司法局、保安局が主催、アルキミン知事夫妻を法的に仲人とするカップルも。結婚衣装の色は白、青など色とりどりで、中には黒いドレスを着た花嫁もいた。ジーンズにTシャツの人も。各人各様、自由なスタイルで二千八百人が「シン」と生涯の伴侶とすることを誓った。二〇〇三年にリベイロン・プレット市で打ち立てられた最高記録八百二十組を大きく上回った。
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マルコ・メロ連邦最高裁判所長官が十六日午前九時、サンパウロ市南部ルーベン・ベルタ通りで強盗に襲われた。飛行機でリオ市からコンゴーニャス空港に到着して間もなくの出来事。メロ長官は、腕時計ローレックスを盗まれたと記者に話した。リオ市では一度も強盗に遭ったことはないそうで、サンパウロ市はリオ市より治安が悪いと結論づけた。
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石工助手(三〇)が十五日午後五時十五分、ヴァルゼア・パウリスタ市のバールでビール三本とつまみの支払いをめぐり友人とけんかし、ピストルを発砲。弾は、バールの前を通りかかった四歳の女の子の頭に命中した。石工は行方をくらましている。
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十五日午後十一時五十分ごろ、サンパウロ市パウリスタ大通りのマクドナルド店に二人組の武装強盗が侵入、店員十二人を一室に閉じ込め約一万レアルの現金と食料を盗んで逃走した。店は閉店したあとで、けが人はなかった。