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胚細胞の研究承認を=バイオ法は時代遅れ
2月14日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】韓国の研究グループによる胚性幹細胞(ES細胞)作成の成功(十三日付本誌報道)に世界の科学界が沸き立つ一方、ブラジルの科学者たちはブラジルでの同分野の研究承認を求め、戦っている。
研究には胚細胞の破壊が必要だが、現行のバイオ安全関連法と医学連邦協議会はそれを禁じており、現在審議中の新法案においても、禁止が継続される。同分野の研究者たちは禁止を時代遅れだとみなしている。
リオ州連邦総合大学では、心臓病治療を目指した大人の幹細胞の研究が二〇〇〇年以降進んでいる。好結果が得られ、胚細胞の研究は不可欠と同大学の研究者は考えている。
多くの研究者は胚細胞の研究は特別法で規定されるべきとしている。サンパウロ州調査研究支援機関(Fapesp)は十一日、「バイオ安全関連法が科学調査・研究の深刻な障壁になる」と同法への懸念を表明した文書を上院に送付した。