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難関のFUVEST=今年も日系がトップ

2月14日(土)

 受験者が最も多く、最も競争の激しいFUVEST(サンパウロ大学=USP入学共通試験)の結果が続々と発表される中、今年も日系子弟がトップの座を飾っている。
 受験校として有名なコレジオ・オブジェチーヴォは連日、新聞、雑誌、テレビでトップ合格者を登場させている。同校生徒でトップとなった三人のうち二人が日系だ。一人は最難関のUSP医学部に一番で合格した土屋タケシ・セルソさん。同校が実施したオープン模擬試験でも一位をとっていたそう。
 もう一人はトレイネイロス(練習で受験する高校二年以下のクラス)で総合一位となったヒラマ・ダイゴ・ラファエルさん。まだ高校二年ながら実は同試験の〃常連〃。八年生の時から受験し、合格者に名を連ねている強者だ。彼の場合、来年の本番でただ合格するだけでは満足しない。「一番で」合格することを目指している。