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サンパウロ州都市圏鉄道で脱線=原因「悪質ないたずら」

1月30日(金)

 【フォーリャ・オンライン、CBNラジオ二十九日】サンパウロ州都市圏鉄道公社(CPTM)のB線が二十九日午前五時ごろ、サンパウロ市西部インペラトリス・レオポウジーナ駅付近で脱線し、乗客七人が軽傷を負った。
 CPTMによると、十二車両のうち、第三車両と第五車両の二車両が脱線した。脱線のため、ドミンゴス・デ・モライス駅―プレジデンテ・アウチーノ駅間での電車運行が停止されている。
 鉄道の枕木が線路切り換えの機械の上に乗せられたのが事故の原因とされており、CPTMは「何者かによる悪質ないたずら」だとみている。
 電車の利用者の多くは事故現場から歩いて出勤。緊急バスが送られたが、整理員がいなかったので、われ先に乗り込もうとする乗客たちの間で混乱が発生。バス乗り場の整理にあたる警官たちが現れたのは、事故から五時間後のことだった。