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昨年の海外からの投資減少=95年以来の最低記録
1月24日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】ブラジル中央銀行(中銀)は二十二日、昨年の外国からの直接投資が百一億四千四百万ドルで、一九九五年以来の最低額になったと発表した。二〇〇二年度に百六十六億ドルの外資を受けた政府は当初、昨年度の外資総額を百六十億になると楽観的な予測をしていた。
代わりにブラジルは、国際市場から二百三十億ドルの融資を受けた。〇二年の債務額は百八十五億九千四百万ドルだった。
ブラジル・グローバル多国籍企業研究会(SOBEET)のフェルナンド・リベイロ氏は、「直接投資は融資のような高コストを必要としないので、できれば多く獲得したかった。だが昨年は経常収支が黒字転換したので、それほど心配することはない」と説明している。
昨年度の経常収支は四十億五千百万ドルを計上。経常収支の黒字転換は一九九二年以来の好結果である。ブラジルは昨年、国際通貨委員会(IMF)の資金援助なしで対外債務の支払いに成功した。これは、IMFとの交渉が行われた九八年以来、初めてのことである。