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東西南北

1月8日(木)

 〇三年の年末休暇中、国道での自動車事故は〇二年の三千六百四十五件から三千八百五十五件に増えた。逆に、死者数は二百二十人から二百五人に減少。交通局によれば、サンパウロ州道での事故数は〇三年全体で三万四千九百二十八件で、前年と比べ一〇・九%減っている。同州での〇二年の死者数は二千五百四人で、〇三年は二千二百三十人だった。
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 十九歳の男が銀行四行に侵入し不正行為を行ったとして、十二月三十一日に懲役六年四月の判決を言い渡された。ブラジルでコンピュータに侵入して犯罪を犯すハッカーに対し判決が下されたのは、これが初めて。犯人は一年前に逮捕されており、カンポ・グランデ州の刑務所に留置されていた。男が侵入した銀行はカイシャ、バンコ・ド・ブラジル、イタウー、ブラデスコの四行。
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 四日午後五時半、サンパウロ市東部ジャルジン・ロマーノ区で露店商(二八)が酒気を帯びて十四歳の少女をひき殺す事件があった。被害者は、女友達二人とともに家の前の歩道に座っていた。そこへサベーロを運転しようとしていた露店商が、ギアを間違えてバックに入れて発進し少女をひいてしまった。露店商は車の運転免許を持っていなかったという。
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 サンパウロ市レボウサス大通りとブリガデイロ・ファリア・リーマ大通りの交差点立体化工事のため、五日から同工事現場は通行止めとなっている。そのため五日、車だけでなく、一般歩行者、バス利用客にも混乱を来した。バスの停留所が突然移されたため、同地へ毎日バスで通っている客がどこで降りてよいのか分からなかったという。停留所を捜し求めて右往左往する人の姿が多く見られた。