1月7日(水)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】サンパウロ市(サンパウロ市)のマルタ・スプリシー市長(PT=労働者党)の人気が九大都市の市長の中で七位になったことがこのほど、ダッタ・フォーリャ調査会社が十二月八日、十二日、十五日の三日間に実施した主要州都の市長支持率調査で明らかになった。
九大都市の市長で上位を占めているのは、自由戦線党(PFL)の市長だ。バイア州サルバドール市のアントニオ・インバサイ市長(支持率八七%)とリオデジャネイロ市のセーザル・マイア市長(八四%)のケースである。
九大都市市長の中で唯一の日系人である、パラナ州クリチーバ市のカッシオ・タニグチ市長もPFLに所属しているが、支持率七〇%で六位となっている。
三位はミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市のフェルナンド・ピメンテル市長(PT、八一%)。五位はリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市のジョアン・ヴェルレ市長(PT)。
前回の調査で一位を占めていたサンタ・カタリーナ州フロリアノポリス市のアンジェラ・アミン市長(PP=進歩党)は、八二%の支持を得て四位に落位した。
マルタ市長は、前回の調査でワーストワンの九位だったが、マルタ市長自身の人気が上がったというより、現在八位と九位の市長の人気が落ちたために七位に浮上したと言える。八位はペルナンブーコ州レシフェ市のジョアン・パウロ市長(PT)、九位はセアラー州フォルタレーザ市のジュラシー・マガリャンエス市長(PMDB=ブラジル民主運動党)である。