12月27日(土)
在伯群馬県人会(高柳清会長)は、一月二十一日から二十八日にかけて南米ジュニアリーダー交流事業を行う。昨年から始まった同事業では、同県出身者の三世、四世などを群馬県に派遣。学校視察、企業訪問、ホームステイを通じて今後の交流の在り方を考えることが目的だ。
高柳会長は「海外に行くことで、日本語学習の必要性を感じて欲しい。そして、日本を好きになってくれれば」と目標を語る。派遣員には会話能力がある、日本の高校生程度の日系子弟を対象に選抜した。
今回は、法亢(ほうが)・アルベルト・盛満君(三世、一六)、五十嵐・ワギネル・貞治君(四世、一七)、引率者に、樋口眞佐子さん(三世、元教師)が派遣される。
アルベルト君は幼稚園の頃から日本語を勉強。「将来は、研修や出稼ぎなどで日本へいくのが目標。日本で雪に触れることもしてみたい」と目を輝かせた。
ワギネル君は将来弁護士を目指す。「日本で色々な物をみて勉強してきたい」と決意を新たにしていた。