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かずまさんを囲んで=今年も「蜂鳥」忘年俳句大会

12月25日(木)

 恒例蜂鳥忘年俳句大会が、十日、市内ホテルで催された。サンパウロはもとより、近郊各都市から参加があり五十余人、和やかな一日を過ごした。月例会で蜂鳥誌主宰富重かずま氏に指導を受けている野牡丹句会、聖母句会、蜂鳥句会、千鳥句会の人たち、ニッケイ俳壇に毎月投句している人たち、俳句を始めたい人たちにも参加してもらった、有意義な俳句会だった。
 午前九時、童夢さんが開会の辞。先没俳人の霊に一分間黙祷を捧げた。まず富重主宰があいさつ、次いで久子さんにより参加者が紹介された。例年どおり美季さんの美しい生け花が二点飾られ、また席毎にセントポーリアの花を飾り、「蜂鳥」にふさわしい花一杯の会場だった。
 兼題は「年末」一切、「苺」。五句投句。清書、選句はスムースに進行した。一般選七句、九人の代表選者選十句(うち特選一句)、富重先生選二十句(うち特選五句)。午前中に選句終了、昼食までの休憩時間に記念撮影した。
 蜂鳥後援会から例年寄贈されるシャンパンは幹夫さんの音頭で乾杯、つばきレストランの昼食が済むと、小唄、どどいつ、カラオケなど賑やかな休憩タイムを過ごした。
 午後の部は披講、成績発表、賞品授与に移り、先生から、また各代表選者より手渡された。なかでも三部門入賞の幸運児は節子さん!。おわりに懐かしい日本の歌を全員で合唱した。予定通り午後三時半、英峯子さんの閉会の辞で終了、和気あいあいのうちに散会した。(串間いつえさん通信、作品は後日紹介)