12月18日(木)
元下院議員、野村ジオーゴ氏と息子で前サンパウロ市議、野村アウレーリオ氏が十六日、年末挨拶に来社した。
ジオーゴ氏は、「期待していた以上にルーラ政権が順調」と今年一年を振り返り、「今後はグローバルな時代。各国が単独で行動するわけにはいかない」と説いた。日系社会に関しては、「日本とブラジルの関係を一層深める必要性がある。日本移民百周年を迎えるにあたり、準備などに大いに協力したい」とした。
また、日系社会は三、四世が主流になり始めていることを踏まえ、「日系社会がブラジルによりよく溶け込めるよう努めたい。将来性のある若者に希望を与えたい」と抱負を述べた。
アウレーリオ氏は来年十月三日の市議選に、緑の党から出馬。世界中で叫ばれている環境保護をテーマとし、「水、空気、緑を保護することが先決。次世代の大問題解決に努力する」としていた。