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本間さん名誉市民=イタペチニンガで贈呈式

12月18日(木)

 イタペチニンガ名誉市民権の贈呈式が十月十六日、同市議会議場であり、本間スミオさんが名誉市民に選ばれた。また、併せて戦後移住五十周年記念式典が開かれ、約三百人が盛大に祝福した。
 スミオさんの父親、ハルジさんと母親、コユキさんはいずれも山形出身で、三六年、ブラジルに移住。スミオさんはサンパウロ州クラヴィーニョス市で一九三七年に誕生した。
 スミオさんは家具職人として働く傍ら、経営学などを学び、ロータリークラブなど数々の活動に参加。有志とともにイタペチニンガ文体協を設立、会長職に就くなど活躍したことが認められ、同市名誉市民権を獲得した。
 贈呈式の後、戦後移住五十周年記念式典も開かれ、約六十人の功労者が市議会から表彰された。カッポン・ボニート文体協の和太鼓グループが駆け付け、見事なバチさばきを披露するなど祝宴ムード包まれた。