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パウリスタ大通りで火災=空調の不整備から
12月17日(水)
【アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十五日午後、サンパウロ市パウリスタ大通りのビル屋上から火災が発生した。負傷者は出ていない。消防活動のため大通りの一部が閉鎖され、渋滞となった。
出火したのは同大通り一二〇九番にあるエルーマ・ビル(写真)。Fiespビルの前にある。
消防隊のエジソン・ゴンサウヴェス大佐によると、エアーコンディショナーの点検整備員四人が、消防隊員の付き添いなしで整備をするという不注意が出火の原因。火が出た時、整備員たちは昼食をとっていた。
ビル内部にいた約千人の従業員らは、階段を降りて避難した。毎年行われる火災訓練が先週実施されたため、中には訓練だと思ってビルから出ようとしない人もいた。
火災は十分で消されたが、ビル火災の悲劇を思い出した人々は多いだろう。一九七〇年代、百八十七人の命を奪ったジョエウマ・ビルの火災が発生。パウリスタ大通りでもビル火災が過去に二件起きている。八一年、グランデ・アヴェニーダ・ビルでは十七人が死亡。八七年のCespビル火災では、ビルの一部が崩壊し、一人死亡している。