12月9日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】都市清掃局(Limpurb)によると、サンパウロ市のゴミ回収量が昨年比で一二・一%減少した。
昨年に選別ゴミを除く、家庭、商業施設、青空市場、路上から回収されたゴミは三百五十五万トンに上ったが、今年は三百十万トンになる見通し。ゴミの量は過去五年間、減少し続けてきたが、減少率は三・二%以内に留まっていた。
ピエルドメニコ都市清掃局長は、ゴミ税と市民の意識の高まりが今年のゴミ減少の二大要因だと説明する。一方、エコノミストたちは不景気が原因とみなしている。過去十二カ月の間にサンパウロ市民の所得は一五%減少し、失業率は一二・七九%に達している。