東洋系の人たちが多いフェイラ・リブレにドラ焼きと今川焼きのちゃんぽんのような食べものの店が登場。その場で焼いて販売する。ここはブラジルだ!と心底思うのは、中に入れるのが「小豆餡(あずきあん)」だけでないことだ。
客の注文に応じて小豆以外のものをいれる。もちろん、メニューは店側が用意している。小豆でなければ食べられたもんじゃないだろう、今川焼きじゃないだろう、と思うのは日本人。
焼いているのを、ノルチスタらしい女性がじっと見ていた。どうしても食べたくなったのか、〇・七〇レアル支払って一個買った。小豆餡だった。他所事ながら、ほっとした。客が日本の「固有名詞」となっている食べものの内容を変える。尤も、今川焼きも幾多の変遷?があって、現在のようになったのかも。(神)
03/12/04