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東西南北

12月2日(火)

 三十日未明のリオ州の豪雨で、ドゥッケ・デ・カシーアス市やテレゾポリス市で土砂崩れが発生し、現在、死亡者数は八人に上っている。少なくとも千六百人が避難している。海岸地方の被害が特にひどく、各地で洪水が発生。またサンゴンサーロ市やニテロイ市などでも浸水があった。
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 シェルのガス・エネルギー部長、トッド・スタヘリ氏(三九)が三十日、リオ市西部バーラ・ダ・チジュカ区の自宅で何者かに刺されて死亡した。十歳の息子が、ベッドで血だらけになった同氏と母親を発見。二人は刃物で刺されており、母親は頭部に重傷を負っていた。救助隊が来た時、スタヘリ氏はまだ生きていたが、その数分後に死亡したという。同氏はアメリカ人で、ブラジルに来てまだ三カ月半だった。
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 サンパウロ市から二百八十五キロの所に在るアメリコ・ブラジリエンセ市で二十五日夜、農業従事者(三二)が自分の子供二人に暴力を振るった。子供は二卵性双生児(一〇)の男女。おばの家に行ったあと、父親に暴力を振るわれた。男の子は退院したが、女の子は手術が必要で二十八日現在入院中。父親は二十六日、犯行を認め逮捕された。
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 中銀の通貨政策委員会は公共料金の値上げ率予測を下方修正した。ガソリンは一・三%から〇・八%。ガスは五・三%から四・六%。固定電話は二五・五%から一九・一%。一方、電気代は二一・二%から二一・七%へ上方修正された。