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県連=百周年事業案を近く決定=日本祭スポンサー探し開始

12月2日(火)

 ブラジル都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は十一月三十日、ヴィラ・マリアーナ区の三重県人会館で代表者会議を開いた。来年度のフェスチバル・ド・ジャポン(日本祭り)や締め切りが迫る百周年記念事業が議題に上がった。
 すでに今年と同じ州議会駐車場での開催が決まっている日本祭りは来年、七月二十三日から二十五日の三日間を予定している。今年初めてサンパウロ総領事館が協賛団体に加わったが、来年度は日伯両国の議員連盟や全国都道府県知事会、国際交流基金、ジェトロなどが新たに協賛する。
 また、中沢会長ら執行部は来年度のスポンサー料の目標を約六十万レアルに掲げ、スポンサー会社探しに専念していることも報告。すでにYKKやブラデスコなど十社に足を運んでいることも明らかにした。
 百周年の記念事業案については、複数の県人会から提案が出された。日系移民の人口調査や日本文化センターの設置などが各県人会が出した提案を元に、県連では近く事業案をまとめる予定だ。
 また中沢会長は宮城県人会の提案として、日系諸団体をまとめるべく「ブラジル日系協会」の設立を提唱した。