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東西南北

11月28日(金)

 未成年者による高校生カップル惨殺事件で、ルーラ大統領は二十六日、刑事罰対象年齢の引き下げに反対する姿勢を明らかにした。現在の対象年齢は十八歳である。大統領は、日本の少年法の内容を含む児童青年憲章(ECA)を改善し、未成年者殺人犯に対して厳しい処罰を与えることには賛成しているが、年齢引き下げに対して「死刑が犯罪の魔法の解決策ではないように、年齢引き下げも解決策ではない」と反対意思を表明した。ルーラ大統領の意見は、アウキミンサンパウロ州知事の意見とほぼ一致している。
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 大サンパウロ市圏のうち四十四万人に配水しているアウト・コチア貯水池は、クリスマスから正月までの間、節水しない。同貯水池は現在、三十六時間ごとに交代で節水している。二十六日現在の同貯水量は五・八%。
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 同じく大サンパウロ市圏の九百万人に配水しているカンタレイラ貯水池は二十七日、貯水量が総水量の一・九%に減少した。これは、同貯水池が運営を始めた一九七三年以来の最低値である。にもかかわらずサンパウロ州水道局(Sabesp)は、節水しないと言っている。
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 二十四日午後四時ごろ、オートバイに乗ってバンデイランテス街道四六・五キロ地点(サンパウロ州ジュンジアイー市)を走っていた女性ドライバー(二九)に雷が落ちた。被害者は雨が降ってきたので、オートバイを路肩に止めレインコートを着ようとしたところ落雷に遭った。彼女は頭に軽いやけどをし、病院で治療を受けている。
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 パラナ州クリチーバ市で、二十五日夜から翌日未明にかけて大あらしがあった。雨量は一時間に二十五ミリに達した。同市の平均雨量は一日に三ミリ。一方、風速七十キロの風も吹いた。洪水、倒木の被害届は三十二件。