１部リーグに復帰＝パウメイラス　ボタフォゴ

11月25日（火）

　地獄から天国へ見事に生還――。サッカーブラジル選手権二部で、昨年二部降格の憂き目にあったサンパウロとリオデジャネイロの両名門チームが、一部復帰を果たした。予選リーグ戦を勝ち残った四チームで争われる二十二日の決勝リーグ戦で、パウメイラスはスポルチを二対一で、ボタフォゴはマリリアを三対一でそれぞれ下した。二十九日に予定される最終節を待たずに、パウメイラスの優勝とボタフォゴの準優勝が確定した。二部の上位二チームが、一部リーグに昇格するという規定から、パウメイラスとボタフォゴが来年は一部に復帰する。
　予選リーグから好調さを見せたパウメイラスは、最終リーグでも無敗の五勝一分けで独走優勝を果たし、初の二部降格となった昨年の屈辱を晴らした。優勝翌日の二十三日には、サンパウロ市に戻ったパウメイラスを歓迎するサポーターが、空港など市内各地で喜びを爆発させた。
　決勝リーグ最終節となる二十九日、パウメイラスは本拠地のパルケ・アンタルチカ競技場でボタフォゴと対戦する。