11月15日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】低所得者が多く在住するサンパウロ市シダーデ・チラデンテス住宅団地で10月12日、同団地オリジナルデザインのブランド「シダーデ・チラデンテス」のファッションショーが開かれた。住宅団地のブランドができたのは初めて。
同ブランドの洋服は市場より50%安く、同団地の人々によってつくられている。新しい就職口をつくるだけでなく、同団地の住民約40万人にポジティブな精神効果を与えるのが目的。これによって、住民が同団地にもっと誇りを持つようになると考えられている。
ブランドのシンボルは住宅そのもの。子供から大人までの洋服がデザインされている。また、同団地にプールがあることから、水着もデザインされるという。来年には、福音教会信者用の特別なデザインの洋服生産もされるもよう。