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ACAL=割引カードを新設=臨時総会で定款改正

11月14日(金)

 リベルダーデ文化援護協会(池崎博文会長、通称=リ商工会=Acal)は十一日午後七時半から臨時総会を開き、新民法に適応した形で定款を改正すると共に、割引特典のあるアカウ・カードを来年三月頃からはじめ、新会員獲得策とすることを決めた。
 来年一月から実施される新民法に合わせ、定款改正案が提出され、出席者約二十人全員が了承した。評議会役員を五十人から二十五人へ、補欠評議員を二十五人から十五人に大幅に削減した。
 その後、評議員と補欠評議員も新任された。評議会の新会長は網野弥太郎氏、第一副会長は山内淳氏、第二副会長は菊地義治氏。任期は三年間。
 また、従来なかった第三副会長職が創設された。第一副会長の宮村誠氏、第二副会長の山本玉木氏に加え、今回第三副会長に藤本徹也氏が選任された。
 副会長を増やした理由を、池崎会長は「委員会の数に比べて、役員が少なすぎた。責任もって遂行するために第三副会長を作ることにした」と説明。さらに、来年からの新規企画として「グレミオ」(準会員)制度を作り、準会員にはアカウ・カードを持ってもらう方針を決めた。
 同カード所有者は、リベルダーデの商店をはじめ、サンパウロ市にある約二千件の商店・学校・病院で割引を受ける恩典がある。ただし、維持費として月に五~十レアルを払う必要が出てくる。主に、同会本部の東洋会館を日常的に使用する約五百人の非会員に所有してもらう。「割引特典があるので、一般の方にも入ってもらえるのでは」と網野評議会長は説明する。
 また、九四年から据置きされている会費も、来年度から二割程度上げる件についても話合われた。