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〃蜜蜂が溺れ死ぬ?!〃=珍しいユリの木を観察に

11月14日(金)

 博物研究会(越村健治会長)は今年最後の植物採集と自然観察会を二十二日(土)に行う。行き先はカンポス・ド・ジョルドン市メーロ区にある福光陸さんのシャッカラ。
 今回の見ものは、北米原産の「ユリの木」。〃蜜蜂が溺れ死ぬ〃といわれるほど蜜の量が多く、ハンテンに似た形に葉をする珍しい木で、花の形と構造がユリに類似していることから、この名が付けられた。南米ではまだ珍しく、今回のように開花を見られることは稀だそう。その他、アリストメリアやブロメリア、きんぽうげ、サルビアなども観察できる。
 午後からは援協カンポス桜ホームの自然遊歩道内の植物を観察。この地方特有のブラシルマキの大木に寄生する蘭やブロメリア、ペペロミア、シダ、コケなどが楽しめる。
 出発はリベルダーデ広場から午前七時半で日帰り。参加費は八十レアルで、弁当飲み物は持参。参加申し込みはガルボンブエノ薬局のしずえさん(11・3208・7953)まで。