少年院でも59人脱走

11月11日(火)

 【フォーリャ・オンライン十日】サンパウロ市北部ヴィラ・マリーア区の第三Febem(サンパウロ州未成年者支援財団。日本の少年院と少年刑務所を合体させた施設)から九日、五十九人の少年受刑者が脱走した。十日正午の情報では十九人が再逮捕された。
 同Febemには百二人が収容されている。その約半数が九日午後三時三十分ごろ、ベッドシーツなどを結んだ縄で脱出した。この時間帯は、Febemの訪問時間でもある。
 Febem側は、少年一人が脱走中に殺害されたと発表。少年は車を強盗しようとしたが、逆に運転者にピストルで撃たれた。