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活気あふれる専門店街=高品質、安価な製品=選んで歩く楽しみも サンパウロ市

11月8日(土)

 【ヴェージャ・サンパウロ誌5日】店員の応対がのろく、お客様にコーヒーの1杯すら出さない。客にとってお世辞にも快適とは言えない店が、常に客でいっぱいなのは、なぜ? 理由は、より良い価格で選りすぐれた商品を購入できる「専門店街」の店だから。サンパウロ市内にも多くの専門店街がある。クリスマスが近づいている今、ここまで買出しする市民も少なくない。ヴェージャSP誌では、そのいくつかを紹介している。

 ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団マーケット地理学部のタデウ・マサノ教授は、「消費者にとって、専門店街は価格を比較できるとてもよい場所。『必要なものはすべて見つかる』と安心できることも専門店の街が重視される理由である」と説明している。
 専門店街の競争は厳しく、同街の商品がショッピングセンターの商品より50%以上安く売られていることもよくある。懐が寂しい市民にとっては非常に喜ばしいことだ。
 しかし、「大量の買い物をするのでぜひ車で行きたい」という人にとって、専門店街まで行くのは結構面倒くさい。車で行けば常に渋滞。駐車場が見つからない場合もある。
 ではここで、市内の専門店街のいくつかを紹介する。
 [花嫁道具▼ブラス区マリア・マルコリーナ通り] ベッドカバーやエドレドン(かけ布団の一種)、タオルセット、キッチンクロス、食器ふきんなどがいっぱい。あまりにも品数が多いため、良質の商品を選ぶのに一苦労する。ゾーナ・アズル(路上駐車券)を使うのは難しい。カメロー(露天商)が歩道を埋めているので、人々は道路の真ん中を歩いている。だが、安価な商品を手に入れる楽しみがある。
 [楽器▼ピニェイロス区テオドーロ・サンパイオ通り] ベネジット・カリスト広場から上が楽器専門店街。いつも誰かがドラムやギターを試す音が聞こえてくる。土曜日の午後には路上演奏もある。
 [婦人服▼ボン・レチ―ロ区ジョゼ・パウリーノ通り] ショッピングセンターで販売されている婦人服のほとんどが、ここから仕入れられたものだと言っても過言ではない。商店主の大半は韓国系人。店内には試着室はないので、ぴったりと合う服を着ていき、服の上から試着することをお勧め。または、自分のサイズの洋服をあらかじめモデルとして持っていくこと。地下鉄ルス駅の近く。
 [小間物▼中心街ヴィンテ・イ・シンコ・デ・マルソ通り] 20世紀初め、この通りは、レバノン人店主たちの生地専門街として知られていた。生地も販売しているが、現在では小間物の方が有名だ。リボンやナプキン、ビーズなど、数種類に及ぶ。
 [ユニフォーム▼ルス区チラデンテス大通り] 軍警や陸軍、消防隊のユニフォームは、隊員証明書がなければ購入できない。ほかにもメイド、清掃人、医師などのユニフォームがある。カーニバル仮装が好きな人にお勧め。
 [工具▼中心街フロレンシオ・デ・アブレウ通り] 19世紀から工具専門街として有名なこの通りは、ルス駅とサンベント広場をつなぐ重要な道路である。
 [台所用品▼中心街パウラ・デ・ソウザ通り] 1950年代、食料雑貨店街として栄えていた。現在では便利な台所用品を専門に扱っている。木製スプーンから工場用冷蔵庫まで買うことができる。地下鉄ルス駅の近く。
 [ベビー用品▼サンターナ区ザキ・ナルキ大通り] 赤ちゃんが生まれてくるご家族にお勧め。ベビーベッドや授乳用チェア、赤ちゃんの部屋の飾りなどがある。

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