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要請受け本社も主催に=百周年記念の花火大会

11月5日(水)

 【既報関連】二〇〇八年六月十八日晩に日本移民百周年を記念して、岐阜新聞・岐阜放送(杉山幹夫社長)主催により、サンパウロ市に再び日本の花火が打ち上げられることになったのは既報の通り。
 十月三十一日に杉山社長からFAXが届き、ニッケイ新聞社にも主催社として協力してほしいとの要請があった。本社の高木ラウル社長はこれを快諾し、サンパウロ新聞社との三社共催となった。
 第一回の〃望郷花火〃大会は、岐阜県人ブラジル移住八十周年を記念した一九九三年十月九日午後八時にUSP構内で打ち上げられた。一時間十五分の間に、二尺玉(二十号)、豪快極まるスターマイン四十基、奇抜な四角い花火や二百メートルにのぼるイグアスの滝花火など、計二千四百発もの音と光の芸術が夜空を飾った。
 第二回は九八年に、同移住八十五周年を記念してサンパウロ・ジョッキークラブで上げられた。
 第三回は岐阜県人ブラジル移住九十五周年、同県人会創立七十周年にもあたり、より盛大な花火大会になると期待されている。