11月5日(水)
サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)の経済班に十月二十三日、専門調査員として櫻井淳さん(三四、静岡県三島市)が赴任し、同三十日にあいさつのために山口克己・経済担当領事に伴われて来社した。
専門調査員には、外務省の試験を通った専門知識のある人が、二年間の契約で派遣される。主な業務は、同総領事館管内の経済情報を収集・分析し、必要に応じてレポートや論文としてまとめること。
櫻井さんは来伯二回目で、一回目は学生移住連盟派遣で九二―九三年にサンパウロ市やパラナ州カスカベルに一年間滞在していた。
約十年ぶりのブラジルに「経済がすごく発展したと感じます。特にバスや車、道がすごくよくなっていて驚いた」そう。一回目の時はセルタネージャのテープをたくさん持って帰り、日本で聞いていたほどのブラジル音楽好き。