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松永真さん講演会=日本を代表するデザイナー

11月4日(火)

 東京三菱銀行のロゴマークや仏タバコ「ジタン」の包装デザインなどで知られる日本を代表するグラフィックデザイナー、松永真さんが四、五日にサンパウロ市内で講演する。作品を紹介する映像の上映後、仕事にまつわるエピソードやデザインに対する姿勢、制作プロセスなどを語る。
 これに合わせて五日から二十八日まで、松永さんが手がけたポスター約六十点を集めた展覧会が国際交流基金日本文化センター多目的ホールで開催。同日午後七時半からは松永さん自身が作品の解説に当たる。
 一九四〇年生まれ。東京藝術大学卒業後、資生堂宣伝部を経て一九七一年に独立。その作品はニューヨーク近代美術館、東京国立近代美術館など国内外六十三の美術館に永久保存される。海外での大規模な個展開催も多い。
 四日の講演は午後七時半からアルバレス・ペンチアード財団(FAAP)講堂(アラゴアス街九〇三番)
 五日は国際交流基金サンパウロ日本文化センター(パウリスタ通り三七番二階)。いずれも入場無料。日本語からポルトガル語への通訳あり。講演、展示は国際交流基金とアルバレス・ペンチアード財団の共催。