白昼、軍警基地襲う＝２人組が４発撃って逃走

10月30日（木）

　【アゴーラ紙二十九日】二十八日午前九時五十分、オートバイに乗った二人が大サンパウロ市圏ジャンジーラ市中心部ジョアン・バリェステイロ通りにある軍警基地を襲った。オートバイの後部座席に座っていた男が一分以内にわたって、けん銃を四発撃って逃走した。二人はヘルメットをかぶり、一方通行の道を逆進して基地に侵入した。
　現場にはジャイロ・アキノ兵士（三一）一人がいた。同兵士は抵抗せずに客間に隠れ、けがはなかった。現在、精神安定剤を飲んでいる。兵士は同市議ヴァンデルレイさん（ＰＰ＝党首はマルフ元サンパウロ市長）の兄弟。
　市民警察は、同兵士個人を狙った犯行なのか、軍警に対する犯罪組織の報復だったのか捜査している。