10月22日(水)
十九日夜、リオ市北部のペドレイラ貧民街近くの大通りで、軍警と麻薬密売人らが撃ち合いとなり、密売人一人が死亡、警官四人を含む九人が負傷した。軍警らは、麻薬密売人が偽の検問を設置した情報を入手し、現場へ直行。犯人たちは警官を見るとすぐに抵抗し、銃撃戦が始まったという。
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サンパウロ市南部ブルックリン区でも同日夜、銃撃戦が発生。強盗八人が閉業したサーカスに侵入し、従業員らに暴力を振るって入場料を盗んだ。電話で通報を受けた軍警が出動。現場で撃ち合いとなり、強盗二人が死亡、二人が逮捕された。四人は逃走中。
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インフレ沈静とはいえIPC(消費者物価指数)が十月第二週、平均で〇・七八%上がった。主な内訳は食品一・〇三%をトップに、住居〇・九一%、衣料〇・七八%、交通〇・七三%、医療〇・六九%となっている。原因は食品のほかに、水道料金やタクシーの値上げとされる。九月は電気料金の値上げがあったため、インフレは〇・八四%であった。
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大サンパウロ圏の人口の八二%に相当する千四百五十万人がストレスに悩まされていることがこのほど、Academia de Inteligenciaの調査で分かった。調査によると、年齢や性別、階層に関係なく、人々は家や職場などでストレスを感じており、大サンパウロ市圏に住むだけでストレス状態になるという。激しい不安感、物忘れがひどい、過食症、筋肉痛、頭痛、集中力が足りない、思考能力が早すぎる、先のことを考えすぎて苦しむ、突然泣きたくなる、モチベーションが下がる、眠気がひどい、不眠症、自信がなくなる、などが市民のストレスの症状として挙げられた。