10月18日(土)
空軍本部は十六日、サンパウロ州グアルジャー郡にあるサントス空軍基地内敷地にサントス空港の建設を許可した。式典は二十二日、マリアーノ市長とヴィラリーニョ空軍中将出席のもとに行われる。市長は早速、環境局へ調査を依頼した。また建設下請け企業の入札準備に入った。グアルジャー市を観光都市にするのに、空港が必須条件だった。
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サンパウロ市北部ピリトゥーバ区で十六日、四歳の男の子が深さ七メートルの穴に落下する事故があった。昼食時間に帰宅した父親(三六)は、息子がどこにもいないので心配して探し始めた。門を出た時、息子の悲鳴がかすかに聞こえ、自宅の前にある工事現場の穴に落ちたことが分かった。男の子は腕も動かせない状態で、父親が投げたロープをつかめなかった。救助隊が呼ばれ、二時間後に無事救出された。
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リオ市南部の海岸近くに十六日午前、子供を連れたクジラが現れた。クジラは砂浜から四十メートルほど離れた場所を泳いでいたため、海浜客は大喜び。すぐ近くまでいって一緒に泳ぐサーファーもいた。主要道路からもクジラを見ることができ、車から降りて見物する運転者が続出。道路が渋滞するほどだった。
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十六日付のフォーリャ紙に、プラナウト宮の式典会場で、ルーラ大統領が小学生時代の女性教師の肩を抱いている写真が掲載された。ルーラ少年が立派な大統領になったことを誇りに思ったのか、教師の表情は感動しているように見える。驚いたのは、その下の写真説明。教師の名前は「ジュスタ・タリッファ」さん。直訳では「公平な料金」という意味なのだが、本当にこれ名前なの?