10月17日(金)
サンパウロ州都市圏鉄道公社(CPTM)のB・C線の職員約六千人が十七日朝から、スト入りするかどうかを決める集会を開くと、十六日付エスタード紙が報道。従業員らは給料調整一八%増を要求している。
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サンパウロ市バス運転手労働組合組合員の殺害や汚職などの容疑で仮逮捕されていた組合長のエジヴァウド・サンチアーゴ容疑者が十五日、釈放された。同容疑者は、サンパウロ市西部ラッパ区の連邦警察本部から出た時に、待ち構えていたバス運転手ら約五十人からブーイングを受けた。同容疑者の弁護士が人身保護を要求し、判事が人身保護状を発行したという。
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二十二歳の大学生が十五日、未必の故意の殺人罪で逮捕された。学生は同午前四時ごろ、サンパウロ市パウリスタ大通りとある並木通りの交差点で、五十九歳の女性をひき殺した。事故を目撃した市場の商人は、「ジープは時速百五十キロぐらいで走行し、ひかれた女性が空高く飛んだほど」と証言している。アゴーラ紙によれば、学生は酔っ払っており、仲間とスピード競争をしていたという。
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九月二日に、米国・アリゾナ砂漠で、ブラジル人男性の白骨死体が発見された。男性はジウマール・アウヴェスさん。遺体のそばに身分証明書と衣類しかなかったことから、警察はメキシコの国境から米国へ不法入国した移住者だったとみている。今月初め、男性がミナス州ゴヴェルナドール・ヴァラダーレス市出身で親族もいることが明らかになった。外務省が十五日に親族に連絡したところ、遺体引取の意思があったという。