10月11日(土)
援協特別企画委員会(尾西貞夫会長)主催の協力券リッファの賞品贈呈式が八日午後二時から、援協診療所前(サンパウロ市リベルダーデ区)で開かれた。
リッファは一冊十枚綴りで二千五百冊発行された。ほぼ完売し、ブラデスコ銀行が寄付を行ったことから売上は一〇五%となった。
トヨタ・ド・ブラジル、モト・ホンダ・アマゾニア、日本航空、パナソニック・ド・ブラジルが自社製品を提供。カローラ車、オートバイ、日本往復航空券、テレビなど豪華賞品が並んだ。
式には援協関係者をはじめ、各社の代表者約三十人が出席、当選者に賞品を渡した。
尾西委員長は「協力企業のみなさんが賞品を寄贈していただいたおかげで、良い売上実績を残すことができた」と謝辞を述べた。和井会長は「援協は来年四十五周年を迎えるが、福祉活動をさらに邁進させていきたい」と語った。
岡部裕之トヨタ・ド・ブラジル取締役社長は「皆さんのご支援があるから日系企業は事業に成功できる。企業市民としてこれからもブラジル社会に貢献していきたい」と述べた。
一等当選者の新宅卓美さん(四三)はマリリア市在住で家族五人で式に駆けつけた。「今日、賞品のカローラに乗って自宅に戻ります」と顔を綻ばせていた。
二等当選者のゼラウド・シケイラさんが四千レアル、五等当選者の健康ヒロセが五百レアルを援協に寄付した。