9月23日(火)
連邦最高裁判所は十七日、過激な反ユダヤ主義をあおる一連の本の責任者に有罪の判決を下した。ほとんどの最高裁判事は、同責任者に人身保護令を適用することに反対だ。理由は、ユダヤ民族に対する憎しみをかきたてることを意図して書いたことが明白だからだ。判事たちは一、ユダヤ人たちは民族を形成しているのか、二、反ユダヤ主義の本の発行禁止は表現の自由を侵害することにならないか、の二点で争っている。〇二年十二月から五回にわたって公判が開かれている。
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少年院・少年刑務所合体施設(Febem)の職員が電話を通じて脅されている。十七日、監察局の一人にかかってきた電話を盗聴、録音することによって明るみに出た。名指しで数人の監察官の名前が挙げられた。脅迫電話の内容は、十四日にフランコ・ダ・ロッシャのFebemで二人の少年が殺されたことを訴えている。
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一九八五年三月十四日大統領就任前夜に倒れたタンクレード・ネーヴェス氏の妻リゾレッタ夫人(八六)が、腸閉塞で二十一日午前八時二十分、リオで死去。同夫人は七月二十五日以来、夫と同じ腸閉塞で入院していた。ミナス州サンジョアン・デル・レイ市に埋葬される。ミナス州のアエーシオ知事は同夫人の孫に当たる。
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一週間前、パラー州サンフェリックス・ド・シングー市プリマヴェーラ農場で八人を射殺するシャシーナ(大量虐殺)があった。同地には新来者を殺す私的な軍隊が組織されている。一人射殺するのに支払われる〃報酬〃は百レアル以下と、エスタード紙は報じている。