9月17日(水)
[ブラジリア支局]ブラジリア市近郊の農村地帯の一つであるアレシャンドレ・グスモン農村文化協会(アルカージ)では、さきごろ、会館敷地で第八回モランゴ祭り並びに農産展を開催した。催しは一昨年から首都州および地元ブラスランジア市の協賛を得ている。
年毎に規模が大きくなり、今年は三日間で約五万人の入場者があったという。そのなかにマリア・ルーデス・アバジーア副知事はじめ、アギナルド農務長官、エウクリーデス・プリット教育文化長官らの姿もあった。
祭りは、ブラジリアの大きな催しの一つとして定着した。主催者は〃嬉しい悲鳴〃とともに、来年開催に備え、反省と記録を怠っていない。
今回は、約十五ヘクタールある会館敷地の七〇%を使用。その半分が駐車場、それでも来場した車の全部は入りきれず、一時、交通はマヒ状態になった。
地元ブラスランジアのモランゴの生産量は、年間約二五〇〇トン、およそ百農家が生産に従事しているという。